燃え尽き症候群だけは回避したい
投稿日:2017-10-18 17:24:44
情熱的に仕事に打ち込んでいる時は夢中で走っているような状態ですから、たまにプロジェクトの切れ目などが発生すると「燃え尽きる」ような感覚を味わうことがあります。すぐに次のプロジェクトが立ち上がるとまた奮起するわけですが、いつか本当に燃え尽きてしまわないかはちょっと心配ですね。自分のような仕事人間は、将来サラリーマンを退職した時に絵に描いたような燃え尽き症候群になってしまうのかもしれません。
仕事に熱中していても、心にはストレスがかかっています。ストレスというのは不思議なもので、充実した日々を送っていてもストレスにはなるんです。もちろん、仕事で上手くいかない事態に陥るとストレス負荷はますます強まりますから、自分で上手くストレスをマネジメントしなければなりませんね。
重要なのは、自分の限界を超えて走ろうとしないことです。無理をしているな、目標を高望みしすぎているな、と感じたら一度立ち止まって考えなおしてみることが重要です。これは対人関係でも同じで、ストレスを感じるクライアント応対も、向こうも同じくらいのストレスを感じているのだと考えれば、自然と冷静になれます。ストレスを感じている者同士で言い合っていても、上手くいかないものですから、冷静になって一度立ち止まることで解決策が見えることもあるんです。
仕事に情熱的になるほど、完璧をめざしたくなります。しかし、たいていの場合、完璧に物事を運ぶことは難しいのです。完璧を目指しすぎるとそのプレッシャーがストレスになり、1つのプロジェクトを終えるごとに疲労困憊してしまうのです。
実現可能なレベルの目標をまず設定し、様子を見ながら目標レベルを上げていくべきでしょう。高望みしすぎても、得るものは少ないのです。